公開日2025.12.16
更新日2025.12.17
「Smari(スマリ)」は、駅やコンビニから荷物を手軽に発送できるサービスです。スマホでQRコードを発行し、専用端末に荷物を入れるだけという手軽さが魅力。関東・関西・中京・北海道・九州地区の3000拠点以上のローソン・駅に設置されており、すべての操作が端末で完了するためレジに並ぶ必要もありません。
本記事では、実際にSmariを使って荷物を送ってみた体験をもとに、発送手順や使い勝手、利用時の注意点などを詳しく紹介します。
Smari(スマリ)は三菱商事が展開する非対面型の発送・返品サービスです。ヤマト運輸の宅急便にも対応しており、ローソンなどのコンビニや駅に設置されたスマリボックスを通じて利用できます。
手順はシンプルで、QRコードをかざしてラベルを発行し、それを荷物に貼って投函するだけ。ヤマト運輸の宅急便では60~100サイズまで送ることができ、伝票の記入も不要です。
なお、Amazon返品では『梱包サイズが3辺合計100cm以内の、スマリボックスの投函口に入る商品』、e発送(日本郵便)では『長さ幅厚さの合計が60cm以内・最大辺(一番長い辺)が34cm以内・厚さが3cm以内・重さは1kg以内』、エコメルカリ便では『宅配便60~100サイズ』とされています。
コンビニに設置されているため、時間を気にせず利用できる点もうれしいポイントといえるでしょう。
今回、Smariを使って発送するのはこちらのTシャツです。

Smariを使って荷物を送る際には、いくつかのステップを踏む必要があります。ここからは、実際にSmariを利用する際の手順をご紹介します。

まず荷物を梱包します。今回は、商品が送られてきた際に使われていた箱をそのまま利用しました。

次に、オンライン上で発送に必要なQRコードを発行します。
商品を購入したECサイト(※今回はZOZOTOWNを利用)から送られてきたメールに記載されているSmari用の「本商品専用QRコード」をタップします。

上記の画面が表示されれば、QRコードの発行完了です。
なお、画面のスクリーンショットを撮影しておくと発送時に便利です。

Smariのサイトにアクセスをして、Smariボックスの設置場所を探します。
今回は「都道府県から探す」を選択しました。

該当する都道府県を探してタップします。
なお、Smariボックスが設置されていない都道府県もあるためご注意ください。(※2025年9月時点)

今回は「東京都」を選択しました。

該当するエリアをタップすると、そのエリア内に設置されたSmariボックスの場所が表示されます。
自宅や職場の近くなど、利用しやすい場所にあるSmariボックスを確認します。

Smariボックスの設置された場所に荷物を持ち込みます。
今回はローソンを利用しました。

事前に発行したQRコードを端末にかざして読み込ませます。

投函口の案内を確認して「同意する」を押します。

コード決済に関する画面を確認して「次へ」を押します。

配送料金を確認して「支払う」を押します。

任意のコード決済アプリ画面を端末にかざして読み込ませます。

支払い内容を確認します。今回はPayPayを利用しました。

支払いが完了すると、貼り付け用の送り状が印刷されます。

荷物に送り状を貼り付けます。

荷物を投函口に入れます。

控えを受け取って発送完了です。
今回、Smariを利用して送付にかかった費用は800円(税込)でした。
オンラインでQRコードを発行しておけば、コンビニや駅に立ち寄るついでに気軽に荷物を発送できるので、とても便利に感じました。特にTシャツのような比較的小さな荷物を送る際には、便利に活用できるサービスだと思います。
身近な場所にSmariがあり、買い物や通勤・通学のついでに荷物を発送したい方にはおすすめの発送方法です。
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